地盤調査

スクリュードライバー・サウンディング試験
(SDS試験)

スクリュードライバー・サウンディング試験とは

スクリューウエイト貫入試験を改良したもので、従来のロッドの載荷「荷重」のみならず、ロッドに回転力を与えてロッドの「回転トルク」と1回転あたりの「沈下量」の三要素を同時に測定できます。 これらのデータを解析することにより、沖積層、洪積層、腐植土層の土質を判定することが可能です。

スクリュードライバー・サウンディング試験は、日本住宅保証検査機構(JIO)と東京都市大学が共同開発した画期的な試験法です。

「SDS試験」の特徴

1SWS試験並みの調査費で標準貫入試験(ボーリング調査)並みの精度で土質の判定ができる。

2SWS試験ではわからない過圧密粘性土を判別できる。

3表層盛土を貫入し摩擦の影響をなくすことで、地盤を正確に測定できる。

4腐植土の判定ができ、地盤沈下のリスクを正確に把握できる。

5土質判定により「液状化判定」ができる。

「SDS試験」の試験手順

SWS試験の自動式機械にSDS試験装置をセットします。
試験中は常にロッドが回転しており、回転しながら荷重が増加する単調載荷方式を採用しています。

まず、初期載荷荷重が載荷され、1回転分のトルク等の計測を行います。
そして、貫入量が25cmに到着するまで、1回転毎に荷重を増加させて、その都度データを測定します。また、ロッドに作用する周面摩擦力を算定するために、25cm貫入毎にロッドを回転させたまま1cm引き上げて、その際の最少トルク、最大トルク、平均トルクの計測を行います。

液状化判定に「SDS試験」

SWS試験やレイリー波探査(表面波調査)では、地盤の強度は測定できても軟弱系の「沖積層」、超軟弱地盤の「腐植土層」を判別することは困難でした。 その結果、住宅建設後に予期せぬ不同沈下や液状化の被害がしばしば起きていました。
SDS試験で正確な土質判定を行うことで、各土層ごとの液状化の可能性や地盤全体の液状化の程度を判断できるようになりました。
土質判定ができることは、土質の情報不足による判定ミスを回避して、将来の地盤に関するトラブルを未然に防ぐことにも繋がります。

まず、初期載荷荷重が載荷され、1回転分のトルク等の計測を行います。
そして、貫入量が25cmに到着するまで、1回転毎に荷重を増加させて、その都度データを測定します。また、ロッドに作用する周面摩擦力を算定するために、25cm貫入毎にロッドを回転させたまま1cm引き上げて、その際の最少トルク、最大トルク、平均トルクの計測を行います。

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