地盤改良
スクリュー・プレス工法(木杭)
あなたの大切な住まいを不同沈下から守る
スクリュー・プレス工法(木杭)
スクリュー・プレス工法(木杭)は
環境にやさしい間伐材を使用するので、
環境保全にも貢献しながら、
住まいの地盤を強化します。

スクリュー・プレス工法(木杭)の4大特徴
1. 環境にやさしい
「スクリュー・プレス工法」は、自然素材の間伐材を用いるため、土壌汚染物質を排出しません。また、間伐材を抗材として活用することで、環境保全に貢献します。国産間伐材はその育成過程で多くのCO2を吸着し、大幅なCO2削減効果をもたらしてくれます。
2. 傾斜地や軟弱層地盤に
適しています。
間伐材パイルは、先端を硬い地盤の支持層まで差し込み、横ずれを防止できるため、傾斜地や軟弱層地盤に適しています。切り土・盛土施工をした不同沈下になりやすい地盤にも適しています。
※不同沈下とは、地盤が均等に沈下せず、建物が傾いている状態のことです。
3. 強固な杭で支えます。
特殊スクリューにて、無排土で先行穿孔し、硬い地盤(支持層)を掘削します。その孔に間伐材パイルを差し込むことで、横ずれを防止し、しっかりと大事な家を支えます。
(他工法は圧入しながら支持層の上に杭をのせて終わらせるので、横ずれの可能性もでてきます)

4. 管理装置にて施工実績を明瞭に
伝えられます。
施工中、杭1本1本をデータ管理していますので、改ざんはできません。施工データを出力し、施主様にお渡ししておりますので、施工が明瞭となり、より安心していただけます。

Q&A
Q :地中に埋めた間伐材パイルは腐りませんか?
A :木材を地中に打設した場合、地下水位より低いところは、空気に触れないため、腐朽することなく長期間健全です。地下水位より高いところには、腐朽対策として表面を防腐処理し、フィルムをかぶせ腐朽菌の進入を防ぎます。
※腐る原因は腐朽菌という菌類です。腐朽菌は、温度・水分・空気・栄養分のひとつでも欠ければ活性化しません。
不同沈下を抑制し、安定した地盤に改良します
不同沈下ってなに?
地盤沈下が水平に沈下せず、部分的に沈下をすると建物は傾きます。このように均一でない沈下を不同沈下といいます。 不同沈下がおきた場合、壁の崩壊や、ドアや窓の開閉に不具合が生じたり、住む人は不快感を感じることがあります。
なぜ不同沈下が起きるの?
山などを造成する場合、山側を切り崩し、その土砂を谷側へ盛土して造成します。 表面上は同じ地盤に見えても、土の中では硬い切り土地盤と軟らかい盛り土地盤に分かれていることになります。 切り土と盛り土にまたがって建てられた建物は、不同沈下を起こしやすくなります。

軟らかい盛土部分でも、間伐材パイルが硬い地盤(支持層) まで達しているため、不同沈下を抑制します。